梅雨が明けた模様のようですが、台風多すぎてホンマに梅雨明けましたん？
と思う7月です。
まだまだ夏はこれから、ARTE POVERA のシャツが入荷しています。
ワークシャツのディティールはそのままで、身頃のたっぷりとしたシャンブレーシャツです。
ドレープ感があり、フェミニンで夏場の羽織として、、、
洗濯も簡単！ヘヴィーローテーションで使えるシャツです。


がっちりと三本針で縫われたワークシャツに見られる頑丈な縫製。
もっと女性っぽく仕上るなら必要の無いような屈強なステッチです。
アルテポーヴェラが考えるのはあくまでワークシャツからの発想からでしょう。
そこまでやるか？！という拘ったディテールが満載です。
日曜大工（死語かもしれません・・失礼）でもしない限り、
このシャツでは使わないであろうペンポケット。
ペン部分のみ裏生地を使いポケット自体は有効に使えるワークシャツの仕様です。
細かく尚且つ本格的に再現されています。
無くても構わない、手を抜く事だって十分出来るところですが、
格好だけのモノ作りでないことが伝わってきます。


特殊な三本針から切り忘れ？又は糸出てますよ！と言われそうな裾サイドの
”カラカン”という仕上げ。
ワークシャツという量産品を返し縫いを省き、
効率と補強を兼ね合わせたその当時の仕上方法のようです。
拘ったワークシャツを作るブランドでは、最近よく見かけるようになりましたが、
当時のリアルさを再現したディテールです。
裾サイドには補強のガゼットと幹縫いには閂がしてありますので、
更なる補強がされています。
こちらも無くてもよさそうなところですが、”ワークシャツ”とは何ぞや！だからでしょう。


ちょっと裏っ返しにしてみました・・
フェミニンなシルエットの女子の着るシャツに、
ドライバーやくるくる巻き取るメジャーや重いものを入れそうにも無いですが・・
胸の両ポケット裏にはバイヤステープできっちり補強がされています。
どういう姿勢でモノ作りをしているか、ひしひしと伝わってきます。
”売れてるぅ～”とか”かわいい～～”とかそんな薄っぺらじゃない
見てくれだけじゃないそんな部分が・・です。




Arte Povera シャンブレーWIDE シャツ
インディゴシャンブレー：15000+税
ホワイト、イエローシャンブレー：13000+税